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どうか美味しいワインに
表紙
プロローグ
オリーブの群生
お通しはオリーブ
緑のワイン
ボデガでチャコリ
どうか美味しいワインに
シャトー・ドゥ・ポマール
ある食の場面
ぶどうを絞った皮で
朝のお茶
この光景をどこかで
ぶどうの葉で
お店でブレンド
サボテンの実
スープと一緒に
アンダルシアのサングリア
サルモレホ
お弁当箱をスーツケースに
明るいうちからアペリティフ
トルコの朝ごはん
チャイ
テテリア
テ・ア・ラ・マント
マカロン
パン・デ・ロー
手塩にかけて育てたぶどうをついに送り出す時、どんな言葉をかけるのだろう。
フランスでぶどう畑を見かければ、どこのシャトーのワインになるのか?
どこのカーヴなのか?と眺めていたけれど、お店に並ぶワインだけとは限らなかった。
自分たちのためにワインをつくる。
家族や身近な人々と分かち合うのだ。
プロヴァンスでそんな暮らしもあると知り、なんて素敵なのだろうと思った。
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