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the a la menthe

  表紙
  プロローグ
  オリーブの群生
  お通しはオリーブ
  緑のワイン
  ボデガでチャコリ
  どうか美味しいワインに
  シャトー・ドゥ・ポマール
  ある食の場面
  ぶどうを絞った皮で
  朝のお茶
  この光景をどこかで
  ぶどうの葉で
  お店でブレンド
  サボテンの実
  スープと一緒に
  アンダルシアのサングリア
  サルモレホ
  お弁当箱をスーツケースに
  明るいうちからアペリティフ
  トルコの朝ごはん
  チャイ
  テテリア
  テ・ア・ラ・マント
  マカロン
  パン・デ・ロー
モロッコのマラケシュで滞在した宿では、到着したときも、
それから毎日、部屋に戻ったときも、夕食の後も、
テ・ア・ラ・マントを淹れてくれた。

フランス語でテ・ア・ラ・マント。ミントティーのことだ。

高い位置からグラスに細く注ぎ入れる。
ミントの香りが立つ。

角砂糖を入れて飲むのが主流とあらば、
ふだん、コーヒー紅茶を甘くしない習慣のわたしでも、
土地の流儀を試す。

テ・ア・ラ・マントを甘くする理由は……

滞在後、間もなく、
砂糖なしのテ・ア・ラ・マントは考えられなくなっていた。




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