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運営者/info


CHATEAU DE POMMARD

  表紙
  プロローグ
  オリーブの群生
  お通しはオリーブ
  緑のワイン
  ボデガでチャコリ
  どうか美味しいワインに
  シャトー・ドゥ・ポマール
  ある食の場面
  ぶどうを絞った皮で
  朝のお茶
  この光景をどこかで
  ぶどうの葉で
  お店でブレンド
  サボテンの実
  スープと一緒に
  アンダルシアのサングリア
  サルモレホ
  お弁当箱をスーツケースに
  明るいうちからアペリティフ
  トルコの朝ごはん
  チャイ
  テテリア
  テ・ア・ラ・マント
  マカロン
  パン・デ・ロー
フランスのブルゴーニュ地方を、どこへと決めずに行ったり来たり。
当てがあるわけでもなく、ワイン街道、シャトーをいくつか通りすぎる。

せっかくだから、どこかのシャトーで試飲してみよう。
あっさりと勘で決め、通りかかったシャトーを訪ねた。

由緒正しき、古き良きシャトーなのでしょうね、シャトー・ポマールって。
その雰囲気が聞かずとも醸し出している。

試飲をした中から1992年の赤ワインを購入した。
瓶が特長的で、一般的なブルゴーニュワインの瓶と違う。
なかなかカッコいいボトルなのだ。

帰りの飛行機に乗る前、セキュリティチェックを通過する際、
「なんていいワイン。ここに置いて行ったら」と言わんばかりに、
このワインのまわりに人の輪ができた。
フランス人も好きなシャトーなんだと、まだワインをよく知らなかったこの頃、
思ったものだ。

美味しいモノの神様は導いてくれていた。



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